人と喋ることを仕事にするというキャリアパス

今の会社に新卒で入社して4年が経った。製品の開発職として配属され、元々はキーボードを叩いて仕事をするような時間が多かったが、最近、他の開発者と話すことが仕事になるという時間が増えてきた。ミーティング、レビューの場やペアプログラミングが主な例で、今日は業務時間中の9割くらいを会話することに費やしていたように思う。つまり、人と喋ることが仕事のメインになるつつある。
人と喋ることは楽しい。コミュ症で、人の顔も覚えられないし、雑談することは今も苦手なのだが、仕事に関しては、説明する能力や人の話を引き出す能力が他の人よりも高いように思う。このため、一定の成果も出せていると思う。
だが、果たしてそれが自分が進むべきキャリアパスなのだろうか。「人と喋ること」を仕事にしていて、この先に道はあるのだろうか。言い方は悪いが、口ばかり達者になるだけで、他のスキルが身につかないのでは?
開発者なのであれば、もっとコーディングを通してモノを作り、それを世の中に発信していくべきなのでは?とも思う。ただ、自分はコーディングやモノ作りに対するモチベーションがそこまで高くなく、geekを目指すつもりもないことも自覚している。さて。