Banished「奈良村」の紹介 (1)
前回の記事で触れた村について、64年経った現在を紹介する。単に脳内設定を書き起こした自己満足の記事。
地形の設定は下記の通り。
マップシード | 372721101 |
地形タイプ | 渓谷地帯 |
地形のサイズ | 大マップ |
気候条件 | 穏やか |
災害の有無 | オン |
難易度 | 易しい |
村の全体
大きな災害に遭うこともなく、最終的な人口は1000人を超えた。家族数506に対して家屋数295のため、二世帯以上の住宅が多そう。ただ、あまり家屋を増やしすぎると人口が爆発するため、あえて建設を抑えている。集合住宅もいくつか建設されているが、住民からは人気がなく、移民の一時的な受け入れ用途である。教育率は92%。村で生まれた住民は学校に通えているが、未教育の移民が引き下げている模様。未教育の彼らが重要な職業に就いてしまうと生産性を下げてしまい、問題となっている。食料の種類は多いため住民度の健康度は最高で、教会も充実しているため、幸福度も最高となっている。
資材の備蓄は多め。最近の人口増加のため、食料の消費量が生産量を上回っているが、9箇所ある交易所からの輸入でしのぎ、その間に増産していけばなんとかなると思われる。
9箇所ある交易所では、肉・魚・衣類を輸出し、石材・鉄・石炭を輸入している。輸出のために大量の食料を収蔵しているが、タンパク質のみと偏っているため、食糧不足時の緊急用としてはあまり期待できない。薪の収蔵量は多いため、寒さで凍え死ぬことはなさそう。
特定の職業に就いていない労働者を除くと、最も多い職業は「露天商」「交易商」。彼らが村の流通を成立させるおかげで、ほかの住民は近隣の市場で必要物資を手に入れられる。農民も76人と多いが、畑は教育済みの住民一人がちょうど整備できる大きさに分割されているため、効率化が進んでいる。石切り場と鉱山は稼働していないため、鉱夫と石工を職業としている住民は居ない。
次の記事では、各地区について、開発を進めた順に紹介していこうと思う。
中世村づくりシミュレーションゲーム『Banished』レビュー
2014年に発売されたBanishedを、ここ2ヶ月ほど、ちょこちょこプレイした。
ゲーム内時間で64年、村の人口が1000人を超えたので、ゲームについて軽く紹介する。
よかったところ
価格
安い。Steamを通して定価の1,980円で購入したが、各種Sale期間に合わせれば700円を切るようである。
世界観
車や電車といった移動手段がないため、他の街づくりゲームと比較してのんびりとした世界観で、ゆっくりと村の発展を楽しむことができる。
ただ、その見た目とは裏腹に、いつの間にか食料や資材の需給バランスが崩れてしまっていたり、伝染病や災害により一気に村が崩壊するリスクを常に抱えているため、慎重なプレイが要求される。
プレイ感
街づくりゲームでは、いかに住人や物資を効率よく動かし、流通を成立させるかを追求していくような遊び方が好きなのだけれど、そのツボに見事ヒットした。村人の最適な移動経路、効率よく食料を生産する方法を追求しているだけでも、それなりに魅力がある村が誕生していくのが楽しい。Banishedでは建物の位置が地形の影響を大きく受けるため、しっかり地区に個性が出てくる。このため、このような街づくりゲームが抱える「碁盤病」が起こりづらい。
スペック
ロークラス*1に分類されるような低スペックノートPCでも十分に動作した。
イマイチなところ
総じて満足度が高いが、ちょっと気になった点。下記以外にも気になった点は少しあるが、おそらくModを追加することで緩和されるものと思われるため、ここには記載しない。
終盤のゲームバランス
人口が700人ほどを超えると、食料や資源の受給バランスには問題がないものの、大量に余る労働者をうまく活用できなくなってくる。これは、Vanillaだと第二次産業相当の職業に割り当てる必要がある人数が少ないことが一因だろう。大型ModであるColonial Charterを導入するとそのあたりの職業が増えるようなので、導入してまたプレイしてみたい。
また、人口が増えていくにつれて、ゲームが重くなり、輸送効率が悪くなってしまうという問題(不具合?)があると思われる。このため、人口が1000人前後になると、その村に対してはそれ以上やることがなくなってしまう。
導入Mod
ゲームバランスを壊さないように注意しながら導入した。
- Japanese translation
- 日本語化。まずはこれ。
- Smaller Vendor Buildings
- 「市場」に比べて小型であり、容量や用途が限定された「Hardware Store」「General Store」「Farm Stand」を建設できる。小さい集落に対しても物資が行き渡らせることができる手段として便利。
- Hard Labor
- 村人の移動速度、輸送量の増加。人口増加による輸送効率悪化を緩和する手段として、終盤に導入。結果として、敷設した道路の使用率も上がる。
- Radius ReColour
- 効果範囲を表す円の色を変更し、視認しやすくしてくれる。
- Mushroom Fix
- なぜか他の食料の4倍の重さがあるキノコを、ほかの食料と同じ重さに変更する。これはSteam Workshop経由では導入できなかった。
まとめ
Sim City、Cities:Skylines、A列車で行こう、The Towerなどのシミュレーションゲームが好きならおすすめ。
実際にプレイした村の紹介記事や、Colonial Charter導入後のレビュー記事についても書いていきたい。
*1:Intel HD Graphics 520。参考:グラフィックボードの性能比較表2017年版(デスクトップ向け) 一昔前のデジタル世代
新作ボードゲーム「百怪夜行」ファーストインプレッション
クラウドファンディングで出資していた「百怪夜行(ひゃっけやぎょう)」が届いたため、早速やってみた。妖怪のイラストが描かれているユニークカードは、エンボス加工もされていて高級感もあり、触って並べているだけでも楽しい。
一人で並べてルールを理解した後、二人でプレイ。
ゲームのルール自体はシンプル。
山札から並べられたカードの選択肢から1枚取り、手札を増やし、完成したカードの組み合わせを公開していく。公開できたプレイヤーが得点を総取りするルールのため、得点が低くても早上がりを繰り返すのが強いのかと思いきや、勝利条件である10点に一気に到達する役もあるので、そういうわけでもなさそう。
また、背伸びして自分の手を進めるような行動を取った場合、相手を利するリスクが発生すると同時に、ゲーム自体のテンポも上がる。このあたりのゲームデザインはよくできていると思う。
ルールに分かりづらい点がいくつかあったため、作者のツイートをもとに、非公式ではあるがここに補足しておく。(これで合ってるよね?)
2017/05追記:ルールブックのわかりづらい点を改善したとのことで、4月上旬に作者からわざわざ郵送で新しいルールブックが送られてきた(ご丁寧にありがとうございます!)。下記の点はすべて解消されている。新旧を比較してみると、改善点がいくつも見つかり、これはこれでおもしろい。新しいルールブックは作者のゲーム紹介ページからもダウンロードが可能。
- 物語(ラウンド)終了条件の規定枚数は「1プレイヤーあたり」で判定する。すべてのプレイヤーの合計ではない。
- 物語(ラウンド)終了後は、すべての妖怪カードを回収・シャッフルする。次の物語(ラウンド)は、ゲームの開始時と同じく、各プレイヤーの手札は金魚カード1枚、妖怪カード2枚から開始。
- 井戸端会議ゾーンのカードは表向きにして置く(ルールブックのイラストの通り)
- 「百怪夜行」は続物でなくても可。また、JOKERや金魚(オールマイティー)が含まれていても可。
作者によると、ラウンド終了時の処理については麻雀をイメージすると近いとのこと。
バッティング要素が弱く、ソロプレイ感が強いのがやや残念。プレイ人数が変わると、その感覚も変わるかもしれないので、三~四人でもプレイしてみたい。
pen-and-dice.booth.pm
ニムト(6 Nimmt!)
有名ボードゲーム(カードゲーム)が続いてしまうけれど、第二弾として、ニムトの紹介。
このゲームの魅力を改めて解説するのも面倒なので、一言で表現してしまっていいのかもしれない。
誰でも楽しめるパーティーゲーム
ルールの難易度が低い。一回のゲーム時間が短い。待ち時間が少ない。何度でもやりたくなる。パーティーゲームとして、これ以上に盛り上がるカードゲームは、今のところ知りません。個人的には、過去に「団体旅行に持って行ったら、別の人もたまたま持ってきていた」「家族バラバラに買っていたので、家に2つある」というエピソードもありました。
これがおもしろいと感じられたなら、インフェルノ(Inferno)とか、ハゲタカのえじきも楽しめそう。これらもそのうち感想を書くかも。
パンデミック 新たなる試練
いままで遊んだことのあるボードゲームの感想を書いていこうかな。
まず第一回目として、一番お気に入りの協力型ボードゲームであるパンデミックについて。
ルールの解説とかは省略して、気に入っているポイントを4つ挙げます。
初心者に優しい
このゲームはプレイヤー全員で協力して勝利を目指す協力型ゲームです。協力型ゲームのよいところとして、何をしたらいいのかわからないような初心者がいても、周りがアドバイスをしながら行動を決めることができる。このため、初心者が気負う必要はほとんどない。
終盤のドキドキ感が楽しい
「あと一巡凌げればゲームクリア!」という状態になっても、最後まで油断はできない。危険なカードを引いた瞬間に、いつの間にか形勢が逆転していることもよくある。その危険を回避して勝利したときの達成感は忘れられない。
拡張性が高い
別売りの拡張セットも多く発売されており、高いルールの拡張性も感じられる。一部の拡張ルールだけを採用して遊ぶこともできるし、多少のルールを変更しても破綻しないような優れたゲームバランス設計になっている。ボードゲームに限らず、ゲームで遊んでいると、自分で考えたオリジナルルールで遊んでみたくなる瞬間っていうのはあるのだけれど、パンデミックはそういった題材となるゲームとしてもぴったりなのでは。
2人から多人数まで遊べる
2人でも十分に楽しい。また、拡張版である「パンデミック:迫りくる危機」(プレイ済み)は5人まで、「パンデミック:科学の砦」(未プレイ)は6人まで遊べる。人数が溢れた場合も、経験者は他のプレイヤーに助言しながら観戦することもできる。
ボードゲーム市場、もっともっと拡大していくといいなあ。
奈良県食べある記
奈良県に引っ越して10ヶ月が経ちました。2年前に高円寺近辺の飲食店のリストアップをしたのですが、それの奈良版を書いてみようかと思います。まだそこまでたくさんのところには行けていないですが…
お気に入りのお店
店名 | 場所 | ジャンル | このお店ではこの一品! |
---|---|---|---|
暁 製麺 | 田原本町 | ラーメン | 魚介だしらぁめん(細麺) |
海鮮中華料理 呑 | 広陵町 | 広東料理 | 海鮮あんかけ炒麺 |
釜揚げうどん 鈴庵 | 広陵町 | うどん | 月見とろろ生じょうゆ |
居酒屋 華蝶 | 香芝市 | 居酒屋 | カキフライ(期間限定?) |
手打ちそば はやし | 広陵町 | そば屋 | せいろそば |
高円寺食べある記
お気に入りのお店
高円寺、新高円寺、東高円寺周辺のお気に入りのお店を挙げていきます。ほぼお気に入り順。
店名 | ジャンル | このお店ではこの一品! |
---|---|---|
リトルアジア | アジア料理 | ベトナム風生春巻き オーギョーチ |
チョップスティックス 高円寺本店 | ベトナム料理 | ランチセット 830円 |
ドギーブギー Doggie Boogie | バー | 好みで! |
天すけ | 天ぷら | 玉子ランチ 1200円 |
高円寺麦酒工房 | 地ビール | 自家製ビール。好みで! |
SEN YO | 本格中華 | 本格 麻婆豆腐 850円(ランチ) |
七つ森 | カフェ | 日替わりのごはんもの 985円 |
中華料理 タカノ | 町の中華 | チャーハン(並) 500円 |
富士川食堂 | 町の定食屋 | 好みで! |
石窯パン ふじみ 新高円寺店 | 町のパン屋 | りんごぱん |
町のステーキ屋 | サービスステーキ 150g 800円 牛すじ煮込み 100円 |
値段は最新のものとは異なる可能性があります。
これから行きたいお店
まだ行ったことないんだけど、行きたいと思ってる店も挙げてみます。ほぼ行きたい順。
店名 | ジャンル | 惹かれるポイント |
---|---|---|
二楽亭 | 焼肉 | いつも行列ができている |
杉並 まん月 | そば屋 | 最近知った。美味しい日本酒に惹かれる |
天★ | 居酒屋 | 美味しい日本酒に惹かれる |
真魚や | 居酒屋 | 居酒屋には珍しいお魚系。和食屋? |
高田食堂 | イタリアン | ちょい飲みにおすすめとか |
ラバト WINE BAR RABAT | バー | おしゃれ |
やきとん 野方屋 | やきとん | ガード下。雰囲気よさそう |
ロータス・フラワーズ・ワン | ベジタリアンレストラン | おしゃれ。有名 |
バール タッチョモ | イタリアンバル | おしゃれ。有名 |
ガラクッタ Garacutta | イタリアンバル | おしゃれ。最近オープン |
ニューバーグ | 洋食 | 老舗。有名 |
ブロンコ 新高円寺店 | ハンバーグ | がっつり食べられる |
ザ クルーラカーン The Cluracan | アイリッシュパブ | 100年前のパブの再現らしい |
トリップ | スープカレー | ロック?サイケ?な内装 |
mizutama cafe | カフェ | おしゃれ。有名 |
まだ行ってないところがたくさんありますね。
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